Home > 抗火石(こうかせき)とは > 歴史的建造物の中の抗火石

歴史的建造物の中の抗火石

聖路加礼拝堂

 

 聖路加礼拝堂オルガン委員会さんのFBから

シェアさせていただきました。

 

 左の写真は有名な、東京都中央区明石町の聖路加国際病院旧館の中にある、聖ルカ礼拝堂です。

 このチャペルは患者さんやそのご家族、病院、看護大学の教職員の方々と学生さん達のための「祈りの場」として設けられたということです。

 まるで外国の教会のようなこのチャペルの天井と壁のほとんど全ての面に抗火石が張り巡らされています。聖ルカ礼拝堂のWEBサイトに“1936年に完成”とありますので、すでに80年近い歳月を経ていることになります。

 2011年の3.11の大災害の後、しばらくしてからチャペルに伺い、お話を伺いましたが抗火石は1枚も落ちてきたりしなかったとのことで安心いたしました。

 “日によって、出席者の約2、3割は信者でないことが、このチャペルの特徴の一つかもしれません。”と聖ルカ礼拝堂のサイトに書かれていますが、患者さんやそのご家族の方々にとって、この様な祈りの場があるということは信者の方でなくとも非常に心のよりどころ、癒しの場となるのではと存じます。また、チャペル内にはフランスのガルニエ・オルガン工房にて製作された北ドイツ・バロック様式の繊細かつ荘厳なパイプオルガンが設置され、チャペル内に美しい音色を奏でています。

 チャペルはすべての人に公開されています。祈りの場としてはもちろん、パイプオルガンの音を静かに聴きに行ったり、癒しの空間としても、建築物としても、素晴らしい空間であり、場です。お近くに行かれたら是非お立ち寄りください。

 

 
 

銀座ライオン 銀座7丁目店

The Ginza Lion
The Ginza Lion / James Cridland

 

 左の写真は現存する最古のビヤホールとして知られる『ビヤホールライオン銀座7丁目店』さんです。1934年の竣工で、天井などの黒っぽい部分が抗火石張りということです。

 サッポロライオンさんのWEBサイトに竣工当時の写真が掲載されていますが、その当時のままの佇まいであることに驚かされます。

 この記事を書いている2014年で、ちょうど80年を迎えたことになるわけですので、当時の職人達の技量と心意気がここに結集していることを感じずにはいられません。